職種紹介/育成体系

TRAINING

施工管理職現場監督業務

現場監督業務を行います。施工管理職は工事作業をしません。実際に工事を行う電工職人さんたちの管理をする仕事です。具体的には、職人さんへの指示出しの他に、現場の進捗確認、図面・施工要領書の作成、材料の発注・荷受け、他業種を含めた工事関係者との工程等の打合せ業務です。

キャリアパス

課員
(入社1~3年目)
責務
上席者の補助作業
資格条件
・低圧電気取扱(新入社員研修にて取得)
・高所作業車10m未満(新入社員研修にて取得)
・高圧電気取扱(入社1年後取得)
取得技能等
・材料、工具の知識
・送電手順各種検査の補助
・建築図面の見方、理解
・CAD操作技能(初級)
・見積のための拾出能力(初級)
・PC技能
(1)ブラインドタッチ
(2)Excel、WordのMOSの一般クラス合格
(3)社内帳票類の作成、安全書類の作成
(4)スパイダープラススキル
担当
(入社4年目以降)
責務
上席者の管理のもとで、小規模現場の施工管理にあたる
資格条件
◯担当試験合格
 ・第二種電気工事士
習得技能等
・拾出技能
・材料発注業務
・CAD技能(三栄標準)
・内線規程の理解
・KD-CAT技能
主任
(担当昇格4年目より)
責務
現場代理人として、単独で中規模現場の施工管理にあたる
資格条件
◯主任試験合格
〇施工管理職で8,000万以上の実績
・第一種電気工事士
習得技能等
・施工図作成
・見積書作成
・実行予算作成
・VE提案力
・施工管理
(1)予算管理
(2)工程管理
(3)労務管理
(4)資材管理
(5)安全管理
・営業力
副長
(主任昇格後6年目より)
責務
若手社員を指示指導しながら大規模現場の施工管理にあたる
資格条件
◯主任職で5億円以上の施工実績
・1級電気施工管理技士
・監理技術者
習得技能等
・より高度な同上の能力
・若手社員の指導、管理、育成
・営業力

電工職実際に施工に当たる、電工職人業務

現場での実際の施工を行います。施工管理職が作成した図面をもとに、様々な工具を使って施工を行います。具体的にはケーブルラックの設置、電線ケーブル類の配線・結線、樹脂管や金属配管の敷設、取付けボックスの設置、照明器具への電線接続や取付けなどを行います。

キャリアパス

課員
責務
上席者の補助作業
資格条件
・高所作業車10m未満(新入社員研修にて取得)
・高圧電気取扱(入社1年後取得)
取得資格等
・基本的な施工技能
・材料、工具、工量の知識
・送電手順各種検査の補助
電工
(入社5年目)
責務
図面を見て、ほぼ単独で施工が可能
資格条件
◯電工試験合格
・第二種電気工事士
*高所作業車と玉掛けは必須
習得技能等
・図面理解力
・単位作業を所定の時間内で正確に施行できる
・内線規程の理解
職長
(電工昇格後6年目より)
責務
・4人以上の施工班を編成し施工請負を行う
・大規模現場の担当者補助、及び、全作業員の統括を行う
・保守工事の担当業務を行う
資格条件
◯電工職で累計6,000万以上の請負実績
・第一種電気工事士
・職長安全衛生責任者
・基幹技能士
・高圧ケーブル末端処理
習得技能等
・全般的な施工技能
・若手社員の指導育成
・現場施工管理能力
(1)作業員の勤怠管理
(2)稼働調整
(3)工程順守
(4)予算内施工
(5)安全作業
班長
(職長昇格後6年目より)
責務
複数班を所轄しながら複数現場間の稼働を調整し、職長の問題点を総括する
資格条件
◯職長職で2億円以上の施工請負実績
・班長適格(会社判断)
習得技能等
・高度、及び熟練的施工技能
・複数班の施工請負管理能力
・若手社員への技能訓練や指導
・若手社員への助言
・技能大会出場者の訓練

育成体系

TRAINING

隊制度

編成の方法 約170人の施工管理職を5名前後の小グループに編成し、隊と呼称する。隊の名前は隊長名を付与する。
制度の目的 小グループ制のワイガヤ的雰囲気を作り出すことにより
1)現場最前線の管理 ・・現場最前線にまで、行届いた管理を目指す
2)若手技術者の育成 ・・日頃のコミュニケーションを重視した若手の育成を目指す
3)将来の管理職の育成・・隊長経験を通じて、部下管理の重要性の認識を目指す
運用の方法 会議や週報通じて、隊内部、並びに隊間のコミュニケーションを蜜にして、目的の達成を図る
1)隊長会議 ・・月1回、各支店の隊長が集まり、最前線報告と問題解決の場とする。
会議後はノミニケーション。
2)隊会議 ・・月1回、隊毎に集まり、隊長の現場把握と若手育成の場とする。
3)週報 ・・週報を通じて、隊長への報告と質疑のやり取りをする。
隊数 大阪支店   3部  10隊体制
東京支店   3部  10隊体制
北関東支店  3部  7隊体制
九州支店   3部  6隊体制

競技大会

COMPETITION

電気工事士技能競技大会:歴代最優秀賞受賞者一覧

1974年10月第2回 電気工事士技能競技大会大阪電業協会最優秀賞(2位)坂本十米生
1976年10月第3回 電気工事士技能競技大会大阪電業協会最優秀賞(2位)村川研二
1981年10月第9回 電気工事士技能競技大会大阪電業協会最優秀賞(2位)玉井聖二
1982年11月第15回 電気工事士技能競技大会東京電業協会最優秀賞(1位)出沼正孝
1989年10月第17回 電気工事士技能競技大会大阪電業協会最優秀賞(1位)花谷俊明
1992年10月第20回 電気工事士技能競技大会大阪電業協会最優秀賞(1位)古東敏明
三宅成和
2005年12月第39回 電気工事士技能競技大会全九州電気工事業協会最優秀賞(1位)石橋正大
2008年10月第36回 電気工事士技能競技大会大阪電業協会最優秀賞(2位)石橋正大
2012年12月第46回 電気工事士技能競技大会全九州電気工事業協会最優秀賞(1位)阿比留脩二
2013年10月第41回 電気工事士技能競技大会大阪電業協会最優秀賞(2位)阿比留脩二
2015年10月第43回 電気工事士技能競技大会大阪電業協会最優秀賞(1位)田村駿介
2016年10月第44回 電気工事士技能競技大会大阪電業協会最優秀賞(1位)海老原翔太
2017年12月第50回 電気工事士技能競技大会全九州電気工事業協会最優秀賞(1位)田中友一朗
2020年10月第48回 電気工事士技能競技大会大阪電業協会最優秀賞(2位)土木聖也
2022年11月第55回 電気工事士技能競技大会東京電業協会最優秀賞(2位)清田真悟
2022年12月第2回 技能競技全国大会選考会福岡電気業工業組合最優秀賞(1位)藤田優斗
2023年12月第53回 電気工事士技能競技大会福岡電気業工業組合最優秀賞(1位)洲脇祐介